応募数20倍！多様な人材を受け入れられる募集ができるようになり、定着率もアップ！

株式会社五味八珍様は、浜松餃子で有名な静岡県浜松市に本社を置く中華ファミリーレストランです。49店舗を経営し、店舗の戦力であるスタッフの採用活動のために採用管理システム「ワガシャ de DOMO」をご利用いただいております。

同社の営業本部地区長の伊藤達哉さまに、募集の背景とご利用いただいている理由、導入後の効果についてお伺いました。

「人材で価値を向上させる」ことに力点を置く

●ご担当者様の立場・役割について教えてください。

五味八珍は直営で42店舗、フランチャイズを含めると合計で49店舗を展開しております。私の現在の主な業務は、お店の管理および人の採用です。

この仕事のやりがいは、採用した方がお店で活躍している姿を見たり、以前働いていたアルバイトの学生が成長して、お客様として来店してくれる姿とかを実際に見ることですね。

一方で、もちろん悩みもあります。昨今は人の採用に苦戦しており、店長からも「店舗事情が非常に苦しい」という声をたくさん聴いています。その中で何がベストなのかを自分たちで模索しながらやっているというのが、現状一番の悩みかなと思います。

弊社の方針として「人材で価値を向上させる」ことに力点を置いています。1店舗あたり25名から30名のスタッフが在籍しておりますので、店舗での採用・定着の強化というのが私の業務の軸となっています。

本部がタイムリーな採用支援ができず悪いサイクルに

●ワガシャ de DOMOご導入前のご採用の状況・課題について教えてください。

ワガシャ de DOMO導入前の課題は、大きく2つありました。

一つ目は、応募数不足と本部がタイムリーに支援ができないことです。

導入前は、それぞれの店舗ごとに募集をかけており、応募状況や採用状況に、店舗によってばらつきがありました。また店舗によってはかなり応募数に不足がありました。

また、当時は誌面を中心に募集をかけており、本部は各店舗の採用状況、面接率などの把握ができておらず、人材が不足している店舗に対してタイムリーに支援ができませんでした。

そのため、「苦しいから募集をする」という後手後手のサイクルで動いていたのが過去の採用活動でした。

二つ目は、人材の定着です。

前述のとおり、悪いサイクルでの採用活動だったため、人手不足による業務負荷で、今よりも離職率が高い状況でした。

入社しても同じだけ退職も発生していたので、いつまでたっても現場が楽にならないといった問題が発生していました。

応募数20倍、採用率も2倍に上昇

●ワガシャ de DOMOご導入の決め手とご導入の結果について教えてください。

決め手は大きく3つあります。

一つ目は、Web採用へのシフトです。今までは誌面が中心でしたが、担当の方から求職者の仕事探しがWebに変わってきていることを丁寧に説明いいただき、そこにフィットした採用活動にシフトしていく必要性を感じたことです。

二つ目は、採用コストの圧縮が図れることです。

そして三つ目は、採用ブランディングを強化して採用率を高められるサービスと感じたことです。

導入後は、応募数が以前の20倍になり、非常にコストパフォーマンスが高い結果を出しています。採用コストも、導入前に比べて20%くらい圧縮ができ、さらに採用率も自分がもっているデータでは2倍という実績が出ています。

求職者が採用ホームページを見て、働き方や会社のイメージ、そして社風をリアルに感じてもらえるようなサイト作りを、アルバイトタイムスさんと一緒に作り上げてきましたので、それが応募数にプラスに出ていると感じています。

今まで見えていなかった新しい応募者との出会い

●ワガシャ de DOMO導入後に新しい発見はありましたか？

求職者がいろんな働き方を希望していることに気づかされたのが、一番の発見です。今までは「接客」「調理」といった従来の仕事の枠の中で募集をしなければならないといった固定概念がありました。

ワガシャ de DOMO導入で、「開店後の清掃だけの業務」「閉店作業のみの業務」といった、様々な働き方のニーズに応えられる応募の出し方が可能になったことは、非常に大きな変化と感じています。

働き方が増えたことで、例えばお子さんが小さいときは短時間で働いていたお母さんが、お子さんが大きくなってもう少し長く働きたいと希望したときも柔軟に対応できるようになり、人材の定着にもつながっています。

入り口を増やすことで、今まで見えていなかった新しい応募層が見えたというのは、非常に大きな気づきでした。

求職者の方に選んでいただけるように、多様な窓口をもちたい

●今後の採用の深化・変化について

新しい取り組みとしては、「Web面接」や「応募から採用」までのリードタイムをより短くできるようなシステムの導入をしていきたいと考えています。

そういったシステムを導入しながら、人手不足といわれている市場においても弊社が求職者の方に選んでいただけるように、今後も多様なニーズに対応できる窓口をもっていきたいと強く感じています。